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2024年3月24日

テーピング

ある子供の生徒さんは、指の関節が柔らかく筋力がまだ弱いせいかピアノを弾くときにどうしても指がパーっと反り返ってしまいます。
お母さまからご相談されて私もテクニックボードや
ボール掴みのトレーニングなどをご提案していましたが、あるレッスンの時に、指にテーピングをしていらっしゃいました。
実はお母さまは理学療法士さんで普段病院で患者さんのリハビリをご指導されていて、テーピングを思いついたそう。
テーピングといってもぐるぐる巻きにするのではなく、手のひら側の指の内側にのみ細く切ったテープを貼ってあります。
ですので弾いている手を見ても一見何も見えません。
テーピングのお陰で指が自然な丸みを帯びた状態を保てていて、それでいて指一本一本の動きは全く邪魔されず普通にピアノが弾けています。
音を聴いても、普段は指先がつぶれて寝てしまう事で鍵盤に指の圧力が正しく伝わらずフニャフニャした音を出すことも多いのですが、テーピングをして弾いていると割とタッチが安定していい音が増えています。
スポーツでアスリート達が使うイメージが強いテーピングが、ピアノの指の矯正にも使えるとは新しい発見でした!
お母さまも「指先を正しく丸くして弾く感覚を覚える助けになれば」とおっしゃっていて、暫くはピアノを弾くときにテーピングの助けを借りながら練習を続けてみて、ゆくゆくはテーピング無しでも正しい指の形や動かし方が出来るようになれば良いなあと思っています。
私も新しい試みで今後が楽しみです。

2024年2月28日

発表会前試演会

日時 3月31日(日)15:00~
場所 阿佐ヶ谷地域区民センター音楽室
参加費無料

緊張に慣れる練習や演奏前後のお辞儀の練習などもします。
参加は任意ですが発表会出演が初めての生徒さんは参加をお勧めいたします。
 

2023年12月29日

AIピアノで「第九」

年末になるとあちらこちらでベートーヴェンの交響曲「第九」が演奏れますが、ネットのニュースで気になる記事を見つけました。
先日サントリーホールでは指や手足などに障がいのある方3人が"AIピアノ"でプロのオーケストラと一緒に「第九」を演奏した、というものです。
きっかけは、脳性まひで両手足を自由に動かせない方が1本指で懸命にショパンのノクターンを演奏している姿を、音楽プロデューサーの高橋幸代さんが見かけた事。
YAMAHAと東京芸術大学が開発した「だれでもピアノ」は、ピアノを弾くのに合わせて伴奏とペダルが自動で追従するAIを搭載したグランドピアノ。
AIは鍵盤を弾くタイミング、強度、演奏のスピードなどを認識し、それに合わせて伴奏音などが自動演奏され演奏者をサポートするのだそうです。
映像では脳性まひの女の子など障がいのある3人がそれぞれ猛特訓の末に「第九」を演奏している姿が映っていて、演奏後には皆さん「長年の夢が叶った。とても楽しかった。」とおっしゃっていました。
これまで音楽が好きでも演奏する事を諦めていたような人達が、科学や技術の発展のお陰で演奏を楽しめるような世界が今後も続いていくと良いなと思いました。

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